どうも、十代目てらいちです。
記念すべき最初の投稿である今回は『年度初めにポケットの中身を総点検したはなしシリーズ』第1弾と題しまして…
Amazonでのお買い物用にあえて『JCBカードS』を作ったお話しを書いていこうと思います。
正直、Amazonのお買い物ならJCBカードSよりもっとポイント還元率の高いカードがいっぱいあります。
ですが、今回はポイント還元率以外の利点に着目してみました。
先にこの記事の結論から。
- Amazonでの買い物だけを考えたら、私のおすすめはJCBカードWよりAmazonプライムカード!
- JCBカードSかJCBカードWどちらか迷ったら、『ポイント還元のW』か『クラブオフ優待やスマホ保険のS』。OkiDokiポイントの出口戦略はしっかり考えてくださいね。
- ポイント還元”だけ”を追い求め過ぎず、クレカは大局的に見てお得を見極めたいよね。
それでは本題に入っていきます。
私の手持ちのクレジットカード
現在の私のカードデッキ(?)はこの3枚。
- 三井住友ゴールドカードナンバーレス(メイン)
- ビックカメラSuicaカード(サブその1。SuicaオートチャージやJRきっぷ決済用)
- auPAYカード(サブその2。携帯電話通信料と、auじぶん銀行の普通預金金利アップ用)
この3枚。
お得な情報を収集しつつも、少数精鋭で行かせていただいております。
あと、一応Oliveフレキシブルペイゴールドがありますが、メインの三井住友ゴールドカードナンバーレス(以下、三井住友GNL)のポイント還元率アップ用と割り切っておりクレジットカードとしては使う予定がないため、ノーカウントとさせていただきます。(キャンペーンを使って年会費永年無料で発行できたのでね。)私のポケットの中で実質こいつはデビットカード機能付きキャッシュカードである。
メインの三井住友GNLは、基本還元率は0.5%と決して高くないものの、年100万円の利用で継続利用特典として10,000Vポイントが手に入る仕様の為、その時点で還元率が実質1.5%になります。(※一部対象外の取引あり)
条件達成で年会費永年無料なのにこの還元率は破格ですね。
但し、100万円以上利用しても追加でポイントが貰えるわけではないので、実質的な還元率が徐々に下がっていくというある意味クセのある1枚でもあります。
さて、今回の総点検の結果何が問題だったのか。
それは昨年の私のクレカ全体での年間利用額が100万円代後半程度であった、という事です。
200万円使うようなら手持ちのOliveフレキシブルペイゴールドや、他の修行系ゴールドカード申込も視野に入って来るけど、その為に年間利用額を増やすのは本末転倒だ。
節約の為にポイ活をしているのに、そもそも出費を増やしてはいけない。これは鉄の掟である。
では、どこに手を加えるべきか。
私はマネーフォワードMEで作成した昨年度の家計簿とのにらめっこを始めた…。
昨年の家計簿で存在感を放つ『Amazon』
昨年度の家計簿を見直してみた結果…
『意外とAmazonでのお買い物が多い』という事に気づきました。
プライムビデオやkindleの他、近所で入手できない食料や生活雑貨などの購入に何かと使いがち。
東京では手に入らない地元長野の調味料を買うのに何かと便利。
そういえば手持ちのカードでAmazonをお得に使えるカードって無かったような…。(一応、一部商品に限ればビックカメラSuicaで還元率が高くなる商品もありますが)
そこで、Amazonに強いカードを調べてみる事にしました。
今回候補にあがった2枚
2024年4月現在、巷を騒がせているAmazonでのポイント還元率が高いこの2枚。いずれもAmazon利用でのポイント還元率は2.0%…という形で紹介されています。
修行系ゴールドカードを含めればJQカードセゾンゴールド等も選択肢に入って来るのですが、今回は前述の条件がある為割愛させていただきます。
Amazonプライムマスターカードは流石Amazon本家の発行するクレジットカード。ポイント還元率も他のクレジットカードの追随を許さない勢いです。
還元されるポイントもAmazonポイントなので、煩わしいポイント交換等の手続きもなくそのままお使いいただけます。
また、Amazon以外でも基本還元率は1.0%。更にセブンイレブン・ローソン・ファミリーマートにて利用すると0.5%加算され1.5%に還元率アップするという代物。
そしてそれに対するJCBカードW。
OkiDokiポイントというJCB独自のポイントが還元されます。
こちらは見方によっては確かに2.0%還元なのですが…
正直、複雑です。
JCBカードWの落とし穴『OkiDokiポイントの使い道が複雑』
一般的なJCBプロパーカードは1000円の利用でこのOkiDoki1ポイント付与されますが、JCBカードWのみこのポイント付与が2倍に。更に、JCBオリジナルシリーズパートナーでポイントアップ登録すると、JCB ORIGINALシリーズパートナー優待(+1倍)とポイントアップ登録(+1倍)が上乗せされて合計4倍になる…というもの。
つまりAmazon利用1000円で4ポイント…これでは還元率0.4%じゃないかと思いがちですが。
このOkiDokiポイントは、ポイント交換先次第で1ポイント5円相当になるという仕様のようです。
そして、交換先にはAmazonポイントも選択肢にあります。
…と、ここまで聞いたらなるほどAmazonで使えば還元率2.0%だと勘違いしそうですが…。
Amazon公式サイトを調べてみると、1Okidokiポイントあたり3.5Amazonポイントと交換可能…と、還元率に換算すると1.4%相当になります。
そうなんです、このOkiDokiポイントは交換先によって還元率が変動してしまうみたいです。
ちなみに、1OkiDokiポイントを5円換算に出来る交換先は2024年4月現在、JCBプレモカードにチャージするか、ビックカメラ・ジョーシン・ベルメゾン・セシールの各他社ポイントとなっています。
少し前ならセブンイレブンのnanacoへのチャージも対象でしたが、現在では還元率0.45%に低下したとのことでした。
これは回りくどい!
私個人としてはビックカメラポイントで還元してくれれば問題ないと言えばその通りですけども。
Amazonだけ使う事を考えたらAmazonプライムマスターカードなんじゃねーの?
Amazonプライムマスターカードであれば、ポイント還元率2.0%、そのままAmazonにて1ポイント1円でご利用いただけます。
…ブログ記事にしてみて思ったんですけど、このぐらいスッキリした説明で書けるのってすごく素晴らしいことですよね。
という事でAmazonでのお買い物を考えた場合、私は圧倒的にAmazonプライムマスターカードを推させていただきます!
我が葛藤と話しの本題への回帰
で、これで大人しくAmazonプライムマスターカードの申し込みをすればこの記事はおしまいなんですけれども。
ある一つの葛藤が湧いてきました。
クレカ少数精鋭派の自分からすれば、この際Amazon以外でも使う選択肢に入るカードが欲しいような…。
そう、今回の話しの本題はあくまで『メインで使っている三井住友GNLで100万円以上利用した際に還元率が徐々に低下する問題の対策』であり、選択肢はAmazonでのお買い物特効カードに限った話しではないのだ。
Amazonプライムマスターカードは通常還元率1.0%、Amazon以外でもセブンイレブン・ローソン・ファミリーマートの利用で1.5%還元と決して悪いカードではない。
しかし、メインで三井住友GNL、しかもoliveフレキシブルペイでバフを掛けているを使ってる私からすると
セブンイレブンとローソンなら100万円以上使った三井住友GNLでも還元率が圧倒的に高い
そうなのだ。セブンイレブンとローソンなら通常0.5%に4.5%加算され、更にoliveアカウントのサービス利用状況での特典で上乗せされ最大還元率20%まで狙える三井住友GNLとは戦えない…。(※ちなみに私の実態としてはトータルで最大9%還元となっている。)
しかも、ファミマについてもSuicaで決済が出来る為、サブカードであるビックカメラSuicaでチャージしたモバイルSuicaの還元率と同率となり、あえて新しいカードを作るまでもない。
そして、基本還元率1%であれば手持ちのauPAYカードという選択肢も出てくる。
そうなると、果たして実質Amazon特効だけの用途でこのカードを作っても良いものだろうか…?
ここであえての『JCBカードS』という選択肢
ここで私の目を引いたのが『JCBカードS』。2023年末に登場したばかりの、JCBプロパーカードの新しい標準カードだ。
いやいやさっきボロクソに叩いてたJCBカードWよりポイント還元率低いやつじゃん!
…って思いますよね。
確かにこのカードは1000円で1OkiDokiポイントの還元なので、先述の計算式を当てはめると最大0.5%還元、Amazonの利用はJCBオリジナルシリーズパートナーでポイントアップ登録すると3倍になるので最大1.5%となる。
しかし、このカードには還元率を下げてでもあまりあるメリットが2つ。
- JCBスマートフォン保険
- JCBクラブオフ優待
いずれもJCBカードWにはつかない特典となっている。
まずJCBスマートフォン保険。
『JCB会員本人が所有する』『保険事故発生時点で購入後24カ月以内の』『対象のJCBカードで通信費を3カ月以上支払っている』という条件をクリアしたスマホが破損した場合、1万円の自己負担は発生するがスマホの修理代を3万円まで保証してくれる、というもの。
というのもこのタイミングで、スマホ買い換えたんですよ。
そっちの話しは別記事でまとめます。
どうやら格安SIMの支払いでも条件になるそうなので、デュアルSIM運用のうち片方の日本通信SIMの通信費の支払いをこっちで充てれば保険の条件は満たせそうですね。(UQモバイルの方はauPAYカードで支払いを継続)
そしてJCBクラブオフ優待。正直これが目玉といっても過言ではない。
『特定の施設で優待が受けられる』というものですが、選択肢が多い。
2024年4月現在のJCBクラブオフ優待対象の施設の中で、昨年度私自身が利用した実績があり、かつ、今後も使いそうな施設に絞っても…
- コメダ珈琲で通常サイズ価格のままたっぷりサイズが飲める(実質16%OFF)
- 近所の時々出かける日帰り温泉施設が10%~OFFで使える
- ピザーラで2500円以上の注文で300円引きクーポン(実質最大12%OFF)
- 白木屋系列でお会計10%OFFと最初の乾杯ドリンク1杯無料
- TOHOシネマで2000円の一般料金が1500円に(実質25%OFF)
…等々。(※一部対象外店舗がある模様)
これを見ると1%だ2%だのポイント還元率を追い求めるのがバカバカしくなりません?
あと私、たまに行くコメダ珈琲店でミニシロノワールとたっぷりサイズのコーヒーを決めるのが大好き。最近は三井住友GNLの修行をしていた手前、ドトールとエクセシオールでコーヒーキメてた為ご無沙汰ですが。
で、Amazonでの還元率も三井住友GNL100万円利用時の1.5%と同等。
私の場合のポイント出口戦略はビックカメラポイントを主軸に、JCBプレモの使い方を考えていこうかなと考えています。
三井住友ゴールドカードNLの100万円超過分の調整用としては全然目的を果たしてくれそうです。
これはアリだろう!
という訳で…早速申し込みました!!
いや券面。ピッカピカで部屋のカーテンが反射して映り込んじゃうぐらいのこの質感。
なお、QUICPayが使用できますので、スマホに登録すればカードを持ち歩かずに使える場面も。
近々コメダ珈琲行ってミニシロノワールを食べよう。そうしよう。
但しこのJCBクラブオフ優待、お住いの地域やライフスタイル等によって刺さらない人には全く刺さらないので、カードを作成する場合は予めクラブオフ優待の公式サイトから最寄りの対象施設について確認されてから作成を検討することをオススメします。
一部を除き、会員以外でログインしなくても対象施設がある程度確認できます。
まとめ クレカはポイント還元率だけを追い求め過ぎない事
という訳でまとめると
ポイ活はほどほどにしましょう。
80点でも取れてりゃ十分過ぎです。
ポイントだけに気を取られて、節約という本質的な部分を見落とさないよう、大局的に見てお得を見極めたいですね。
以上となります。
次回は『ポケットの中を総点検した話し その2』として、スマホのキャリアを見直したお話しを書きたいと思います。
当ブログでは旅行と節約備忘録と題して、旅行記や三井住友ゴールドカードNLなどの実際に使っている他の手持ちのクレカの実体験に基づくレビュー等々も書いていければと思いますので、良ければまた見に来てください。
それでは。
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