どうも、十代目てらいちです
今回は、以前のキャンプ中に爆発したモバイルバッテリーを処分したお話を書いて行きたいと思います。
最近、モバイルバッテリーの発火事故が多いですよね。私が氷川キャンプ場の記事を書き上げたほぼ同じタイミングで東京の地下鉄がモバイルバッテリーからの発火で運転を見合わせていたのも記憶に新しいです。
ところで、爆発したモバイルバッテリーの処分ってどうしたらいいんでしょう?今回は、実際に処分した際の記録を書いて行きたいと思います。
処分に困った方の参考になれば幸いです。
結論
- 私の場合は最終的に住んでいる自治体の市役所に問い合わせの上、危険物として回収してもらいました。但しこれは自治体による可能性大!
- 家電量販店では、発火したり爆発したものはもちろん、膨らんでしまったものでも回収してもらえない可能性大!
- 購入元や製造元に回収依頼を案内されることがありますが、私はAmazonで売ってるよくわからない中国メーカーの製品だったので実質不可能でした。(中国語話せませんので…)
- 上記の事から、モバイルバッテリーは購入する際から特に気を付けるべきです!
それでは本編スタート。
悲劇、キャンプ場でモバイルバッテリーが爆発!
…の件は、こちらの記事をご覧ください!
あらすじ。
キャンプ中、ガスボンベなど引火したら危険な物だらけのテントにて大容量モバイルバッテリーから発煙。平日の川沿いのキャンプ場というシチュエーションが幸いし、多摩川の大量の水で消火。その後自宅に持ち帰りました。
これ、休日の人がたくさんいるキャンプ場とか、行き帰りの電車の中じゃなくて本当によかったなって思います…。
今回キャンプ場で爆発した、実際のモバイルバッテリーがこちら。使用は1年半程度。
使用頻度はヘビーローテーションで利用していた訳ではなく、1か月に1回充放電した程度でしょうか。
ちなみに、Amazonの商品ページはすでに削除されていました。闇が…
総務省や経済産業省が注意喚起しているPSEマークがついていてもこれか…。
さて、こんな使い物にならないものをいつまでも持っていてる程部屋が広いわけではありません。処分しましょう。
東京都西部にある家電量販店複数店に持ちこんでみた
今回は、立川駅前にある大型家電量販店2店舗に持ち込んでみました。
家電量販店は不要になったリチウムイオン電池の回収ボックスを設置している店舗が多いです
でも、流石に物が物なので、無言で回収ボックスに入れず、店員さんに一言説明して、回収をしてもらえるか確認しました。
結論から言うと、どちらの店舗でも回収を断られました。
というのも、基本的に家電量販店で回収しているリチウムイオン電池は膨張・変形等がしていないものに限られるからです。当然、発火・発煙・爆発したものは回収の対象外になる事が殆どです。
なお、店舗によっては膨張していても回収してくれる店舗があるみたいです。
お店の方曰く、上記の物は危険物の扱いになるそうです。
また、お店の方から案内してもらったのが、購入した店舗に回収を依頼してみては?との事でした。
Amazonカスタマーセンターに問い合わせてみた
という訳で、Amazonカスタマーセンターに電話で問い合わせてみました。
結論から言うと、こちらも回収を断られました。
参考までに、センターにつながってから問い合わせ中の保留時間がめちゃめちゃ長かったです
Amazonカスタマーセンターに言われたのが、製造メーカーに回収依頼を…との事でしたが。
中国語も話せない人間が中国のよく知らないメーカーにどうやって問い合わせたらいいんだよ!?
という事で、こちらの線は立ち消えとなりました。
住んでいる自治体のごみ対策課へ電話で相談!
※住所割れ防止のため、私が住んでいる市町村の自治体名は伏せさせていただきますが、東京都西部とだけ。
自治体のごみ対策課へ電話をしてみました。もちろん、『爆発した後のモバイルバッテリーである』としっかり伝えました。
結論から言うと、『危険物』とわかるように明記した袋に入れて指定曜日に収集場所へ出せば回収します!と快諾いただきました。
尚、その際モバイルバッテリーの状態を何点か質問されました。
特に、『もう発火する恐れはないか』という点を聞かれました。
今回の私のモバイルバッテリーは多摩川の大量の水で消火の後沈黙して数日経過した、という状態だったのも回収を快諾いただいた要因だと思いました。
ありがてぇ…!!
但しこれはあくまで私の住んでいる自治体なら、の話し。
ネット記事をいくつか読んでみたところ、皆様のお住いの自治体によっては状態の如何に関わらず回収を断られる事例もあるみたいです。そもそも危険物を回収していない自治体、モバイルバッテリー自体を回収していない自治体などはこれに当てはまるかもしれません。
詳しくはお住いの自治体の役所へお問い合わせください。
これ以外に考えられる方法
本項の中身は私が実際に試したわけではありませんので、憶測になってしまう事をご了承ください。
他に考えられる手段としては、リサイクルセンターへ持ち込み、ごみ回収業者へ問い合わせる、一部にあると言われている発火・変形・爆発したモバイルバッテリーを回収してくれる家電量販店を探して持ち込む、などが挙げられると思います。
その辺はお住いの自治体が詳しいかもしれませんので、問い合わせてみてください!
モバイルバッテリーの発火事故が多い昨今、そもそも購入するモバイルバッテリーの商品選びから気を付けたいところ
本記事冒頭でも書いた通り、私のモバイルバッテリーが爆発したと思ったら今度は東京の地下鉄で乗客のモバイルバッテリーが発煙して運転を見合わせるといった感じで、昨今はモバイルバッテリーの発火や爆発事故が後を絶ちません。
経済産業省は、PSEマークがある商品を購入するように通達を出しています。2019年以降、このマークが無い商品は規格外になるため、日本国内での販売が禁止されています。
ですが、今回爆発したモバイルバッテリーは2022年8月に購入し、写真の通りPSEマークがある物です。
PSEマークがあるからと言って安心して良い訳ではないみたいですね。
やはり、モバイルバッテリー選びは信頼と実績、そして保証の手厚いメーカーの商品を選びたいところ…。
代替として今回は、Anker 537 Power Bankを購入しました。
最大出力ワット数が爆発したモバイルバッテリーより下がりますが、65Wもあれば私が屋外で使うガジェットの中で一番ワット数が必要なsurface Pro 8でも十分高速充電できますので、問題ありません。
価格は爆発したモバイルバッテリーの1.75倍…といったところですが、最大24か月保証と手厚いサポート、何より同じ中国製でもAnkerといえば信頼と実績のあるメーカーの商品だと考えています。
加えて今回、これだけ面倒な手間を踏んだことを考えれば…ね。
Ankerは日本の営業所であるAnkerJapanがありますので、中国語がわからなくても問い合わせは容易そうですし
尚、この商品が爆発したら誠に勝手ながら遠慮なくまたブログのネタにさせていただきます(邪笑)
また、この際なので3年以上使用している他の小型のモバイルバッテリーを総取替しました。
充放電の頻度にもよりますが、一般的にモバイルバッテリーの寿命は1~2年と言われています。これを過ぎたモバイルバッテリーがまた発火しても困りますのでね…。
古いものは膨張等の異常が特に見られませんでしたので、家電量販店の回収ボックスに回収してもらいました。
まとめ
というわけで、前回のキャンプ中に爆発したモバイルバッテリーの処分方法について書かせて頂きました。
モバイルバッテリーの発火事故が多い中、処分方法はもちろん普段の取り扱いや、長年使い続けているモバイルバッテリーの定期的な取替も心掛けたいですね。
以上となります。
当ブログでは旅行と節約備忘録と題して、旅行記や、実際に使っているクレジットカードや格安SIM、ガジェットなどの実体験に基づくレビュー等々も書いていければと思いますので、良ければまた見に来てください。
それでは。
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