どうも、十代目てらいちです。
今回から数回にわけて、御蔵島まで行ってイルカと遊んできた話しを書いていこうと思います。
御蔵島といえば、伊豆諸島(伊豆七島)の内地からみて6つ目の島です。火山で有名な三宅島と、伊豆七島南端の八丈島との間にある断崖絶壁の島です。(更に南に青ヶ島があるが)
ここは、ダイバーさんの間では野生のミナミバンドウイルカと遊べるスポットとして有名です!
初回の今回は、竹芝ターミナル出航から御蔵島までの道中を書かせて頂きます。
前日譚 ~実は例の流行り病が無ければ4年前に行くつもりでした
5年以上前から時々スキンダイビングに挑戦していた私。
その頃から、伊豆諸島にある御蔵島にいけば『イルカと泳げる』という話しを聞いていました。
いつか行ってみたい…
そう考えていた私は、2020年の夏に行ってみようと考えていました。
が…。皆さんご存じ、世界規模であのパンデミックが発生。
結局、数年単位で世界的な移動制限が課され、この計画は一旦白紙に…。
ぐぬぬ
しかし時は流れ2024年、移動制限も解除され、日本でも例のアレが2類感染症から5類感染症への引き下げがなされて早1年。
そろそろ行ってみようか。
そう思い立って、今回はとあるプログラムに申し込み、行ってみる事にしました。
(※諸事情により、申し込み先は伏せさせていただきます。)
当日、竹芝ターミナルにて ~御蔵島上陸の大前提とは
予定通り、竹芝についた私は就航状況モニターを確認。
22:30発橘丸、御蔵島の就航状況は…『★』マーク。
竹芝を出航はするけど、到着時の海況によっては上陸できない可能性もあり、か…
事前に話しには聞いていたのですが、御蔵島は文字通り断崖絶壁という島の形に加え、港が一つしかなく小さいので、波や風などの海況によっては快晴でも大型客船が接岸出来ない事もよくあるとか。
就航率は通年で平均60~80%程度と言われています。
もちろん確率のマジックで、行こうと思っても接岸出来ないダイバーさんはとことん接岸できない…とか;
事前の思い出し講習の際には未挑戦の私以外、参加者全員が接岸出来なかった経験があるダイバーさんだった、なんてことも。
こればかりは仕方がないですね。
ちなみに同船の前の寄港地の三宅島と、次の寄港地の八丈島は〇(就航)。
なお、御蔵島に接岸できなかった場合は一度最終目的地の八丈島へ行き、折り返しの竹芝行きの航路にて御蔵島接岸をリトライ。(通称:八丈島流し)※この際の追加料金は発生しません。
それでもだめだった場合はそのまま竹芝へ引き返し、チケットは全額払い戻しとなるそうです。(通称:クルーズ)
また、上陸できずにクルーズになってしまった場合は御蔵島の宿側も全額払い戻し対応してくれる場合が殆どなんだとか。(詳細は各々お宿にご確認ください)
御蔵島はこれがデフォルトです。どうしても上陸したい場合はヘリもありますが、もちろんお高く予約する事も困難です。
まあ、今回は『上陸できなかったらまた次回だ』という心意気で臨んだので、クルーズになっても特に問題はありませんでした。ブログのネタにはなるし(笑)
何よりこういう離島行きの船に乗るのは初めての経験だったので、それはそれでいい経験になりますからね。
ですが、折角行くなら上陸したいですよね…。
という訳で乗船手続きを済ませて、いざ乗船。
竹芝出港
22:30、銅鑼の音と共に竹芝ターミナルを定刻通りに出航。
この、東京を1枚に収めたかのような夜景。中々良いものです。
さて、今夜の寝床は橘丸の特2等客室。
一昔前の寝台列車のB寝台みたいですね。
ちなみに大きな荷物は特2等区画の入り口や第三甲板に置くスペースがありますが、貴重品を預けるロッカーはベッドの上にもあります。
翌日も早いので、出港から1時間ほど(船内消灯のタイミング)で早めに休みました。
船なので、サンライズエクスプレスや2010年台前半までに走っていた寝台客車よりは揺れた印象。とりあえず私は休めました。
翌朝、三宅島に到着。そして…
翌朝5時前、船は最初の島、三宅島に到着。
丁度目が覚めた私はデッキに出てみる事にしました。
すごい…!ニュースでしか見たことの無い島だ…!
私が子供の頃に大きな噴火があって、度々ニュースに映っていたような。火山の島という感じの植物の生え方がいかにも、という雰囲気。
船は三宅島下船のお客さんと荷物を降ろすと、いよいよ御蔵島へ向けて出発!
三宅島を出港後、遂に目的地である御蔵島の姿を見ることが出来ました。
こ…これは…!!ト●ーシ●アイランド!?
※違います。(帰ってきてよくみたら全然形が違いますね。)
※トレーシーアイランド:SF人形劇『サンダーバード』における国際救助隊の秘密基地。島中に救助メカ『サンダーバード』の隠し発射施設があるのが特徴。
こんなボケばっかしてるから実年齢より年上に見られちゃうんだよ…
さて、三宅島を出港した際も御蔵島への接岸可否は『調査中』との事。
大事なことなのでもう一度書きますが、ご覧の通り三宅島から見る限りの天気は良くても、少しでも時化ると大型船が接岸できないなんて事もよくあるそうです。
ここは席に戻ってどーんと構えるしかないですね。
神様仏様御蔵島のイルカ様ぁぁぁぁぁぁぁ!!
そして三宅島出港から50分後。船内放送が鳴り響く。
『~♪ 長らくのご乗船お疲れさまでした。本船はまもなく、御蔵島に到着いたします。下船されるお客様は降りる支度をして乗降口までお越しください』
………………
脳内BGM:ベートーヴェン交響曲第9番第4楽章『歓喜の歌』
参考↓↓↓
智天使ケルビムは神の御前に立つーーーーー!!
神のぉーーーーーーーーーーーー御前にぃーーーーーーーーーーーーーーー!!神のぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっぉおぉおぉぉぉ御前にぃぃぃぃぃっぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいぃぃぃぃxぃxxっぃっぃっぃx!!!!!(※歌詞一部和訳)
我々は4年待ったのだ…!!もはや躊躇いの吐息を漏らすものはいない!!
そんな私を御蔵島の海と風と土は拒まずに迎え入れてくれました。
圧倒的感謝ッ…!!
ここが…御蔵島…!!
写真は撮れませんでしたが、乗降口の開いた時に差し込んできた朝日が物凄く印象的でした…!
遂に私は数年の悲願、御蔵島の上陸を果たしたのであった。
つづく…
次回
お前らぁ!!調子乗んじゃねえ!!
そんなだから海外某M社の表計算ソフトでアシスタントに出てきた同類が『お前を消す方法』とか質問されちまうんだろうがぁ!!
『次第に壊れていくてらいちさんのイルカに対するイメージは、果たして、どこへと向かうのか!?』
今回は以上となります。
当ブログでは旅行と節約備忘録と題して、旅行記や、実際に使っているクレジットカードや格安SIMなどの実体験に基づくレビュー等々も書いていければと思いますので、良ければまた見に来てください。
それでは
コメント