今回はpovo2.0をレビューしたいと思います。
こちらの格安SIM、私は2021年のサービス開始当初から使い続けさせていただいております。
…あれちょっと待って。この間解約したって書いてなかったっけ?
という私のブログをしっかり読んでいただいている方に説明すると…
実は、1回線目解約の流れで2回線目を契約しました。過去記事までしっかり読んでいただいてありがとうございます。
1回線目の電話番号が長年使っているもので、今後もメインスマホで通話用として使い続ける予定なので、あえてこの手続きを踏んでいます。
現在、メインのスマホに日本通信SIMとUQmobile、サブのスマホ(先々代のメインスマホ)にpovo2.0を差して、使いたいときだけサブのスマホにテザリングする使い方をしています。
※その辺の件はこちらの記事も併せてお読みください。
何故そんな回りくどい使い方をするに至ったのかも併せて解説していければとおもいます。
結論
- 基本料金0円は確かに魅力。但し、便利な格安SIMに化けるか、不便な割高SIMに化けるかは使い手次第の上級者向けSIM。
- 他のSIMとの差別化を図るには、組み合わせしやすいトッピングと長期間有効のデータ量まとめ買い、そして『ギガ活』を活かせるかどうかに掛かっている。
- 私イチオシのトッピングは『データ使い放題24時間』。半年に数回このトッピングを利用するためにこのSIMを持っておくのもアリ
- auPAYとのセット運用推奨。ギガ活に加えてauWi-Fiアクセスで更にデータ通信料金を節約可能。
…と、私イチオシの件でもう答えが出ているんですが。
早速本題に入っていきましょう。
- 基本スペック
- 最大の注意点:180日以内に何かしらのトッピング購入か、通話料金やSMS送信料などで660円以上を支払わないと自動解約されます!!
- 基本料金0円+5分通話し放題トッピングが業界最安水準で通話品質も良好。ライバルは日本通信SIMか
- データ量は月初めにチャージされない。トッピングで必要なデータ量を必要の都度購入
- 豊富なデータ量トッピングのラインナップ。他の格安SIMとの差別化の鍵は長期間有効の大容量トッピングと期間限定トッピング?
- データ使い放題トッピングが便利!月に何度も使うようなら他の選択肢も出てきたが…?
- プロモーションコードと『ギガ活』 斬新なシステムだがプロモコードの管理が面倒か
- auPAYとセットで運用すると、ギガ活以外にもauWi-Fiアクセスが利用できるのがメリット
- まとめ povo2.0の総評
基本スペック
- 使用回線:KDDI回線(MNO)
- 対応SIM:物理SIM・eSIM(契約後切替不可)
- 基本月額料金:0円
- データ量:0GB(都度データトッピングの購入を要する)
- データ通信制限時、最大128Kbpsまで通信速度低下。
- 基本通話料金:22円/30秒
- 国内SMS送信料:3.3円/通(70文字以内の場合)
- 主な通話トッピング:5分通話かけ放題(月額550円)、通話かけ放題(月額1650円)
- 主なデータトッピング:1GB/390円(7日間有効)、3GB/990円(30日間有効)、20GB/2700円(30日間有効)、60GB/90日間有効、データ使い放題24時間/330円、他
- 備考:180日間データトッピングの購入、もしくは660円以上の通話料金の支払いがない場合自動解約となる事がある。支払いがクレジットカードかペイディのみ。同一名義で5回線以上契約の場合、6回線目から事務手数料が発生する。ギガ活でデータボーナスを獲得可能、他
基本料金0円とはいえ、今までお得な格安SIMを調べたり定期的に自分の契約しているプランや月々の通話料・データ通信量の見直しなどを行って来なかった方には全くと言っていいほどオススメしません。正直、使い方によっては調べれば調べるほどもっと安い格安SIMがたくさんあります。もちろんサポート体制が他通信サービスと比べなくても全くと言っていいほどありませんし、最新型のスマホを割引(?)で入手できる料金プランなども一切ありません。
但し様々な格安SIMを調査したうえでこのサービスに辿り着いた、公式サポートは不要でスマホの購入から設定やトラブルまで全部自己解決できるレベルまで達したスマホ上級者の方からすれば、これ以上自分に合った使いかた選びがしやすい格安SIMもないと私は思います。
判断基準の例題として、『基本料金0円で持てるMNO回線格安SIM』というところに魅力を感じない場合はpovo2.0を契約するメリットがかなり薄くなるかもしれません。そもそも『何を言っているのかわからない』という方は、基本料金が発生してもトータルで安くなる可能性がある他の格安SIMを検討した方がいいでしょう。
また、地味に支払いがクレジットカードもしくは後払いサービスのペイディ限定となっておりますので、その点もご注意いただければと思います。
一応同一名義で5回線以上契約する場合は6回線目以降事務手数料が発生しますが、逆に言うと5回線目までは事務手数料無料で契約できます。デメリットに注意しつつ、試しに契約してみてもいいかもしれませんね。
なお、SIMカードは物理・eSIMともに対応していますが、契約後は切り替えが出来ないのでご注意ください。
最大の注意点:180日以内に何かしらのトッピング購入か、通話料金やSMS送信料などで660円以上を支払わないと自動解約されます!!
個人的に思う最大の注意点にして最大のデメリットはこれ。
この格安SIMは基本料金0円だからといって、全く課金しないと最後のトッピング購入から180日後に自動解約されます。
自動解約回避の条件としては、180日以内に何かしらのトッピングを購入する、もしくは180日以内に通話料とSMS送信料を合計で660円以上支払うの2つ。
自動解約扱いになって特に困るのが昔から使っていた電話番号でMNP転入してpovo2.0を契約した場合。180日間何もトッピングしなかったせいで長年使ってきた電話番号をロストしてしまった…という事例も後を絶ちません。
意外とあるあるなのが、通話専用と割り切って契約したものの、こちらから電話を掛ける事がほとんどなくて、180日以内に規定金額に達しなくて自動契約解除となるパターン。
こうなってしまうと、もう取り返しがつきません。
ちなみに基本通話料は30秒あたり22円と、ごく一般的です。単純計算で半年以内にこちらから15分以上の電話を掛けない場合、別途トッピングを購入しない限り自動解約となる計算でしょうか。
そういう点、きちっとした管理が必要になります。
ちなみに、後の項目で紹介するギガ活などで入手したプロモーションコードはここでいうトッピングや課金に当たらない為、『ギガ活で入手したデータボーナスだけで使い倒す』という運用も出来ません。
基本料金0円+5分通話し放題トッピングが業界最安水準で通話品質も良好。ライバルは日本通信SIMか
povo2.0はKDDI直営ブランドのMNO格安SIM。もちろん通話品質はVoLTE通話を採用の為、他格安SIMより良好。通話専用アプリもありません。
但し、通話料金は22円/30秒と一般的な水準です。
ここで気になって来るのが、例えば同じくVoLTE通話で基本通話料金が30秒辺り11円で、データ量1GBもついてくるの日本通信SIMシンプル290プランや、データ通信をほぼ封印する必要はありますが、基本通話料なんと30秒9円、データ通信100MB以下の月なら基本料金290円で使えるHISモバイル自由自在290プラン、データ通信はほぼ期待できないものの基本料金250円に10分通話パックが110円で適用できるmineoマイそくスーパーライトとの比較です。
せっかくなので、4サービスの基本料金+通話料金の比較を30秒毎にまとめてみました。
※mineoマイそくスーパーライトは専用アプリ『mineoでんわ』利用なしで算出
やはり月額基本料金無料。月8分までの通話時間であればpovo2.0の独壇場となります。
以前の記事でも紹介した通り通話以外のサービスを利用しない場合、日本通信SIMとHISモバイルの場合は通話6分30秒以内、mineoマイそくスーパーライトの場合も10分通話パックを契約なしでも5分30秒以内であれば基本料金分を丸々損する形になりますので、povo2.0を選んだ方がお得と言えるでしょう。
しかし月8分を超えるとmineoマイそくスーパーライト+10分通話パック、月11分を超えるとHISモバイル自由自在290プラン(データ使用月100MB以下の場合)、月13分を超えると日本通信SIM合理的シンプル290プランに逆転される料金体系となっています。
最終的にはデータ通信をはじめとする他サービスとの合わせ技にもなりますが、ここは是非、普段のご自身の通話実績と照らし合わせて判断いただきたい。
と、ここまでは通話プランなしで計算させていただきましたが。
povo2.0の通話トッピングのラインナップは、5分以内通話かけ放題(月額550円)と通話かけ放題(月額1650円)の2つ。
中でも5分以内通話かけ放題は、2024年3月の日本通信SIMシンプル290プランの通話オプション値下げ後も基本料金込みで考えれば業界最安水準で使えます。1GBのデータ通信が不要、という方はこちらを契約するのがオススメ。1GB程度であれば課金せずにギガ活で稼ぐ、という方法でも難易度が高くない点もポイント。上記の表からも、月間で13分以上通話する場合は、場合によってはこちらのトッピング購入を検討してもいいかもしれません。
但しこちらも例えば5分をオーバーした通話時間の合計が月間2分30秒を超えるようであれば、5分以内の通話の頻度によっては日本通信SIM合理的シンプル290プラン+月70分無料通話オプション(月額680円)などの他の選択肢も出てきます。
私が1回線目を解約するに至った理由がここ。
通話かけ放題プランについては、楽天mobileのRakten最強プランという大きな壁が立ちはだかります。こちらは国内通話無料でデータ通信3GBまでなら1,078円、家族割を適用すれば更に安く使えます。
但しこちらは専用アプリ使用が前提となり、通話品質で劣ります。データ量を別料金にしてでも専用アプリなしの利便性と通話品質を取りたい、という方ならpovo2.0を検討する余地があるかもしれません。
尚、データトッピングと違い通話トッピングは専用アプリから解除しない限り毎月自動で課金されます。金額はともかく自動契約解除を回避する最も手間が掛からない手段なので、管理が苦手な人でも180日間無課金による自動契約解除回避の目的で毎月課金するのも一つの手かもしれませんね。
データ量は月初めにチャージされない。トッピングで必要なデータ量を必要の都度購入
Povo2.0の場合、他の格安SIMでいうところのデータ量を使い過ぎてデータ制限がかかり、月が変わるまでガマン…という概念がありません。何故なら月が変わってもデータ量が追加されるわけではないからです。
データ量を使い切ってしまった場合、別途データトッピングを購入しない限りデータ通信制限状態となります。
ここは正直、人を選ぶかもしれません。
但し3GBのトッピングのみ例外で、データ量使い切り次第または有効期限終了次第オートチャージするかしないかを選べます。
ちなみに通信制限状態でデータ通信を行うと、最大128Kbpsという、20年以上前のダイヤルアップ接続やISDNより多少早い程度の化石レベルまで通信速度が落ちます。最近はこれより遅いmineoマイそくスーパーライト(最大32kbps)なども登場しましたが、どのみちこの光通信や5G通信の時代に普段使いするには堪える事に変わりありませんので、比べても仕方ないかもしれませんね。
豊富なデータ量トッピングのラインナップ。他の格安SIMとの差別化の鍵は長期間有効の大容量トッピングと期間限定トッピング?
データ量のトッピングは、一番安いものですと1GB/7日間有効390円と、月後半の1GBあたりの追加と考えれば、これ以上安いのは日本通信SIMやHISモバイルぐらいなので、業界内でも比較的安い水準と言えるでしょうか。ただし、7日間有効というのは有効期間内であれば月を跨げるという点メリットですが、ちょっと短いかも?
データ量3GBのトッピングは990円で30日間有効です。先述の通りオートチャージ機能が唯一選べるトッピング。有効期限はもちろん、上記の1GBのプランを都度買い足すより安くなる料金設定です。但し1カ月3GB990円はMNO回線でなら安い水準に入りますが、nuroモバイルやHISモバイルなどもっと安いMVNO格安SIMだったり、同じ金額で5GB使えるIIJmioといった選択肢もあるので、特別安い訳ではありません。
30日間有効のプランは他にも20GBで2,700円のものもありますが、こちらもMNO回線である点を除けば少々割高。ここへ更にトッピングなしで5分以上通話をする場合、docomoブランドの同じくMNO回線であるahamoを選んだ方が安いです。(月額2,970円国内通話5分無料付)
但し、トッピングの中には有効期限が90日/180日のものもあり、実質的に割安でデータ量のまとめ買いをする事も出来ます。例えば60GB/90日間有効6490円ですと1カ月辺り20GB/2164円の計算となり、他社MVNO格安SIMとの価格差を結構埋められます。もちろんトッピングなしで5分通話してもahamoより安くなります。
また、期間限定のデータトッピングも高い頻度で更新されており、例えばこの記事を書いている時点では48GB/365日間有効11,800円(1カ月辺り4GB/984円)という常設プランよりちょっとお得になるトッピングや、365GB/365日有効29,800円(1カ月辺り30GB /約2484円)で使える実質業界最安水準のトッピングも販売したりしています。
長期スパンでデータ量管理をしなくてはいけないので少々取扱が難しいですが、意外と日頃から大容量通信をする人なら選択肢に入って来るかもしれません。
実は基本料金0円の皮を被った大容量通信する人向けの格安SIMなのでは?
また、こちらも期間限定ですがローソンでマチカフェのアイスラテMサイズとの引換券付きの0.5GBデータ通信トッピングも登場。お値段なんと248円でローソン店頭で同商品を購入した金額(標準価格の場合)と同額。こういったお得な期間限定のトッピングを駆使して自動契約解除を回避するのも一つの手かもしれません。
但し、期間限定トッピングはタイミング次第で使えない点に注意しましょう。
尚、povo2.0を最安で使う手段として名高かったsmash.使い放題パック(7日間)ですが、2024年4月30日をもって提供終了するとの事です。これがまだ残れば一ヶ月あたり最低37円で使える格安SIMだったのですが…人によっては実質値上げになるかもしれません。残念。
データ使い放題トッピングが便利!月に何度も使うようなら他の選択肢も出てきたが…?
個人的にイチオシしたいデータトッピングが『データ使い放題24時間』のトッピング。その名の通り、購入から24時間データ通信が使い放題になるトッピングです。値段は1回330円。
例えば普段は家や会社のWi-fiで事足りている方でも、旅行や出張などで外出時にがっつりデータ通信する場合もありませんでしょうか。そういった使い方が半年に数回~月に1・2回程度の方にはオススメです。
但し、毎月何度もデータ通信使い放題をお昼の12時台を避けて使いたい場合は、通話の項目でも紹介したmineoのマイそくスーパーライトという選択肢も登場。こちらは月額基本料金250円が発生するものの、24時間データ使い放題は1回198円で利用可能。
但し、お昼の12時~13時には通信速度最適化が適用となり通信速度が低下するようなので、これはこれでクセがあります。
基本料金と通信速度最適化を承知の上で、月に何度もデータ通信使い放題を使いたい場合はmineoマイそくスーパーライトを検討しても良いかもしれません。
povo2.0の場合、これだけトッピングが豊富なら意外とデータ使い放題じゃなくても済む場合が増えるかもしれません。
私個人としては、データ通信使い放題を毎月は使わないけど半年なら数回使うし、使いたいときだけ課金すれば使えるプリペイド式SIMみたいな運用をするならダントツでpovo2.0をおすすめします。
私が2回線目を契約した最大の理由がここで、データ使い放題やプロモーションコードを使いたい時だけサブのスマホにテザリングする使い方をしています。
プロモーションコードと『ギガ活』 斬新なシステムだがプロモコードの管理が面倒か
他に類を見ない斬新で画期的なサービスの『ギガ活』。他の格安SIMから大きなアドバンテージを取れるかどうかは、この『ギガ活』を活かせるかどうかにかかってくると言っても過言ではないでしょう。
事前にauIDの登録とauPAYの紐づけとギガ活へのエントリーが必要になりますが、ローソン・デイリーヤマザキなどの対象コンビニ、松屋やドトールなどの対象飲食店やカフェ、OKストアなどの一部スーパーといった対象施設で規定金額以上の決済をauPAYですると、データボーナスとして後日データ量をチャージできるプロモーションコードがメールで送られてくる、というサービスです。
例えばローソンで500円以上の決済をすると0.3GB/3日間、OKストアで2000円以上の決済をすると1GB/7日間のプロモーションコードが送られてきます。プロモーションコードはpovo2.0のアプリに入力するとアクティベートするタイプで、アクティベートしなければメールが送られてきてから1カ月~1カ月半ぐらいの有効期限があります。
auPAYを使ったポイ活と相性がいいのがポイントですね。対象店舗で決済しまくってプロモーションコードを荒稼ぎする…なんて使い方も出来ます。
但し、プロモーションコードをアクティベートした後のデータ有効期限がちょっと短いかな…というのがデメリット。また、ギガ活をやり過ぎるとプロモーションコードが大量に送られてくるので、管理が面倒になります。
これ、私の受信トレイです(笑)主に近所のcreateの利用。
更に注意したいのが、あくまで規定金額以上の決済をすれば所定のデータ量が進呈されるタイプであり、規定金額毎の進呈ではない点です。
例えば500円以上のお買い物で0.3GB分貰えるローソンで1000円以上決済しても0.3GBしかもらえません。とはいえ時にはまとめ買いも必要になることもあるので、いわゆる還元率を追い求めすぎると悩ましい問題かもしれません。
そういう点で言えば、日頃使っているお店でもらえたらラッキー、ぐらいの程よい距離感で取り組むのが正解かもしれませんね。
尚、プロモーションコードはギガ活に限りません。例えばたまーに公式サイトやネット広告などを見ていると期間限定のプロモーションコードが公開されていることがあります。最近なら新規入会の方限定で1TB/3日有効のキャンペーンコードが公開されたりも。
たった3日でこんなに使わえねえよ!
使い切った人いるんですかね?
ちなみに2021年のサービス開始直後の混乱時や2022年7月のKDDIの大規模通信障害の際には、全員宛にプロモーションコードが配布されました。
詫び石ならぬ詫びプロモーションコードかよ!!
とツッコミたくなりますが、これはこれでユニークかもしれません。
auPAYとセットで運用すると、ギガ活以外にもauWi-Fiアクセスが利用できるのがメリット
これはpovo2.0契約者に限ったサービスではありませんが相性の良いサービスとして紹介させていただきます。
auPAYを使う事で得られるメリットで意外と知られていないのが『auWi-Fiアクセス スタンダードモード』。
auWi-FiアクセスにはauPAYを登録(月額無料)していれば使えるスタンダードモードと、月額548円のauスマートパスプレミアム会員限定のセキュリティモードの2つがあります。
大きな違いとしてはセキュリティモードだと外出先で暗号化された高セキュリティWi-Fiをパソコンなどスマホ以外の端末でも接続できる点。とはいえスタンダードモードでも、スマホからのみとはいえ月額無料で街中にあるauのWi-Fiに接続できるので、データ通信料を抑えて運用したい場合のpovo2.0と相性が良いのではないでしょうか。
※auPAYの基本的な使い方を交えたレビューは後日まとめたいと思います。
auWi-Fiは特にauショップや、一部飲食店、喫茶店、交通機関などで設置されています。特にドトールやエクセルシオールカフェですとギガ活対象店舗なので、相性も抜群です。
但しパソコンやゲーム機からのauWi-Fiへの接続を利用したい場合はauWi-Fiアクセスセキュリティモードへの登録が必要になりますので、auスマートパスプレミアムへの加入を検討しましょう。
auスマートパスプレミアムは月曜日に映画館で割引になるなど他にもサービスが豊富なので、使いこなせる方なら契約するのもアリです
まとめ povo2.0の総評
基本料金0円は確かに魅力ですが、未来永劫完全に0円で持てる訳ではありません。上記の通り他の格安SIMとは一線を画す格安SIMとなっています。
うまく使いこなせないと、他の格安SIMよりも割高になってしまったり、使わな過ぎて契約自動解除で長年使用してきた電話番号をロスト、などの損失も十分あり得ます。
そういう点から上級者向けの格安SIMという評価になります。
それでも、『お得に使いこなせる自信がある』という方には十分応えてくれるポテンシャルを秘めた格安SIMと言えるでしょう。
通話面で言えば、毎月8分以内の通話や、5分かけ放題トッピングだけで賄いきれるのであれば業界最安水準ですし、データ通信面でも案外『基本料金0円の皮を被った大容量通信する人向けの格安SIM』という側面も持ち合わせています。
そして何よりauPAYを使った『ギガ活』を使いこなせるかどうかが最後の鍵を握っているといっても過言ではないでしょう。
さて、あなたは使いこなせそうですか?
以上となります。
当ブログでは旅行と節約備忘録と題して、旅行記や、実際に使っているクレジットカードや格安SIMなどの実体験に基づくレビュー等々も書いていければと思いますので、良ければまた見に来てください。
それでは。
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